睡眠

捨てられた

嫌いになったんじゃないって何それ

嫌いになったんじゃないか

私も嫌いになってしまっていたから何にも言えなかったけど

 

別れてほっとしているのに眠れなくなった

なんだこれ

お酒飲んでおいてよかった

今日はひとりぼっちの現実に到底耐えられそうになかった

私は1人に慣れないといけないな

寂しいから誰かと付き合うなんておかしいしな

 

毎日

毎日毎日毎日

あの人を思い出しては死にたくなって

2時間くらい駅のホームで特急列車が来るたびに飛び込みたい、一歩踏み出せば3秒後には死ねる、一歩踏み出せば3秒後には死ねる、一歩踏み出せば…としていたこともあった

一歩踏み出す勇気がなかったから生きているわけだけど

死にたくて死にたくてたまらなかった

あの人がそばにいないなら、あの人に好かれないのなら生きている意味なんてなかった

だから今、生きている意味なんてない

みんなそうなのかもしれないけれど、死ぬのに痛みが伴うからそれが怖くて生きているだけで

死にたい人はたくさんいるし

存在も悩みも塵のような私にいい歳して何も成し遂げられない甘ったれた生き方に死ぬ理由を見出せよと思う人もいるだろうな

 

甘ったれた私は一生あの人を忘れられずに死ぬのを待ってる

生産性のない生き方だな

害のないように顔だけは笑顔にしておこうか

 

実家

実家に帰ってきた

やっとまともなご飯が食べられる

湯船に浸かれる

ふかふかの羽毛布団で寝られる

大好きなパパママに会える

 

幸せだな

パパママは私を蝶よ花よと育て、今でも小さな子供のように可愛がって甘やかす

きっとこんなに幸福な家庭で甘やかされて育てられた人いない

いつも感謝しているよ

帰る場所をありがとう

愛してくれてありがとう